「隆介の馬鹿ぁっ!!何で寝てんの?あたしの誕生日にデートするはずだったじゃん!?」

梨紗……。


「早く起きてよぉ!」


………。


「馬鹿馬鹿馬鹿ぁっ!!」


梨紗は大粒の涙をこぼした。


「隆介なんか嫌いだょ…。」

最後にそう言うと火葬場の外に出た。