「きゃーーーーっ!」


ベッドで眠っていたティナが突然叫びアメリアとダーモッドが駆けつける。


「ティナ様!ティナ様!?」


「ティナっ!」


アメリアとダーモッドがティナを揺すり起こす。


するとティナの目がパチッと開いた。


瞳が真紅に染まっていた。


「あぁ・・・良かった ティナ様 目が覚めたのですね?」


2人は目を覚ましたティナを見て安堵した。


「おれ、ご主人様を呼んで来るっ!」


アメリアが念を送ればよいのだがダーモッドは嬉しくてそんな事はすっかり頭になかった。


ダーモッドは飛び跳ねるように部屋を出て行った。