「そっか笑。ここ良さそうな場所だね。」



「誰も来ないし、良い場所だよ!!とっても落ち着くの。」



「またこようかな。逢えたら良いね。」



そういって君は、ドアに
向かった。


「あっ…名前は???」



「小池光(ヒカル)」



こういって、君はまた
笑うんだ。



「あっあたし佐川杏。まっまた逢えたら良いね。」



「また逢えるよ。」


そう言い、何故か顔が
ほてったあたしを残し
屋上から消えたんだ。



あの日以来…
あたしは君が気になって
仕方がないよ。