いつものように…夜のビルで警備の仕事をしていた。 「崎山さん…もう大分慣れたみたいですね。」 と話しかけて来たのは…20代後半の俺の上司だった。 「そうですか…古村係長にそう言われると…自信つきます。」 「崎山さん…もう半年もたつんですから…敬語は辞めましょうよ。何か…ねえ…。」 「俺がオヤジ過ぎますか」 「いや…そんな意味じゃ…」