気付いた時には…いつの間にかベッドで寝ていて…窓からは低くなった冬の夕日が差し込んでいた。 窓は二人の息で白く雲っていた。 真琴は目を覚まし…俺と目が合うと…恥ずかしそうにすぐに視線をはずし… 俺の裸の胸に顔を埋めた。 「痛くなかっ…」 と俺が言いかけると…真琴は右手の人差し指を俺の唇にあてて…俺の言葉を遮った。