2時間もすると…泣きつかれ…安らかな寝息をたてはじめた。




真琴が寝付き、繋いだ手を布団の中に入れ、俺はキャンパスを用意した。



真琴の寝顔を描き始めた。真琴への置き土産というか…俺の最後の作品を真琴に残したいと思っていた。




結局…この絵が完成したのは俺が最後に病院へ運ばれる二日前だったのだが…。