わずか100円であっても、俺にとっては100億円にも匹敵するしあわせを真琴には貰った。




その日から俺と真琴との奇妙な関係が始まった。





親子や兄弟じゃない。まして恋人なんかではない。



とは言ってもただの知り合いというだけの間でもない…本当に奇妙な関係の二人だった。