真琴…変なことばっかりお前に頼んで悪いけど…俺の家族は…真琴一人だから…許してくれ…



あ…それと…最後にあと一つ…俺の財布の中に紙切れに包まれた100円玉がある…それは…あの日…真琴の似顔絵を描いた時…真琴から貰った100円玉なんだ…だからそれも遺骨と一緒に海に返してくれ…



俺の最後の幸せの値段は…100円だったよ…でも…その100円は何百億にも値する…大きな幸せだった…





真琴のこと…心から愛していた…





これからも…真琴をずっと愛してるよ…





もっと…もっと…長生きして…真琴と生きていたかった。





贅沢だよな…真琴みたいな子と親子以上に離れたおじさんじゃ…釣り合わないよな…





今までありがとう…





愛してるよ…真琴…






ーージャー………………