真琴はそのままの恰好で病院へ走った。 「あっ…すみません」 ーーマア…なんでよ… ーーアタシがいけないの ーーアタシがあんなこと言って飛び出したから ーー死んじゃ嫌だから… ーー嫌だから ーーハアハア……… 真琴は病院の階段を駆け登り…真樹の病室の前で根木のおじさんに逢った。