「んそれでそれでどうなったの」 ーーと…サラサラのショートヘアでクリクリした大きな瑠璃色の瞳が特徴的な少女は、俺の悲惨過ぎる過去の話に夢中になっていた。 何が楽しいのか…目をキラキラ輝かせて… という表現が正しいのか…甚だ疑問だが… その少女の目は確かにそんなふうに見えた。