蓮は私の隣に座った

「茉莉奈、久しぶり」

「本当に久しぶりだね」

「帰りに話そうぜ」

「うん!!」



―――キーンコーンカーンコーン
あっという間に1日が過ぎた



「疲れたー」

「茉莉奈、帰ろうぜ」

「うん!!」

少し歩いたところで、蓮が立ち止まった

「ところで、蓮はどこに住むの??」

「茉莉奈、おばさんから聞いてないの??
俺ら、今日から2人でここに住むんだよ」

目の前には新しくできた高層マンションがあった

「えぇぇぇぇ!!!!
お母さん、そんなこと一言もいってなかったよ!!」

「でも、本当だから
ほら、行くぞ」

「えぇぇぇぇぇぇ!!!!」