俺は、注がれるがままに酒ばかり飲んだ。


奈津姫が戻ってこないことにイライラしてる俺に気付いた2人は、

色仕掛けで俺の機嫌を取る。



まぁ…それにまんまと引っかかる俺。




組まれた足が俺に当たってる。


愛柚は笑うたびに俺の太ももに触れ、

「ウケる~!!」

と太ももをペシペシ叩く。



よるさんは、大人の雰囲気で髪をかき上げ、俺を見つめる。


はぁ…俺何やってんだ?


まだ、少し残ってる本当の俺の声も聞かず、俺は暴走する。



「この後、どう?3Pしちゃう?」


半分、俺…本気だった。



愛なんてなくていい。


ただ、この空っぽな心を埋めてくれる快楽が欲しい。


愛のないエッチで埋まるような心ではないけど…



「もう…エッチなんだからぁ。チョーウケるぅ、卓弥さん!」

「でも、ちょっと興味あるよね。卓弥くん、上手そうだもん。」



他の店員や客に見つからないように、俺は2人の太ももに手を伸ばす。


まんざらでもなさそうな2人の表情に、俺の下半身が反応する。



やべぇ…



そんなことしたいなら、そういう店に行けばいいだろ…


俺、ばっかじゃねぇ?




現実っぽくないことがしたかった。


2人のパンツまで触れるのに時間はかからない。


短いスカートからは、すでにもうパンツが見えそうだったから…