“実の母”は俺を生んですぐに病で他界し、父は母の死後、すぐにママと再婚をした。

遊び癖があった父は、母の死の以前からママとの情事を日常にしていた。

母が他界したタイミングで、強引に父を手に入れたママ。

子連れであった男をそれでも手に入れようとした彼女は、狂おしい程に父を愛していたと後に僕の腕の中で語った。

父は再婚後もすぐに俺をママに押し付け浮気を繰り返した。
その浮気の最中、女と共に交通事故に見舞われ、あっけなくこの世を去って行った。