柚「俊?!ちょっ…マジ無理〜!!」



手を振りほどこうとしても、とても男子の力には適わない。



俊「大丈夫だって。全部作り物だし、俺がいるじゃん。」



柚「でもー…。」



そう言ってる間にお化け屋敷の中に入ってしまった。
私は目を瞑って俊の服の裾を掴んだ。



俊「柚…目開けてみ。」



そう言われて少しずつ目を開けると目の前には落武者が!!



柚「きゃー!!無理無理!!」



俊「ちゃんと見てみ!特に顔。奏汰に超似てるから。」



柚「……あ!本当だ!奏汰に似てる!」