「おはょー!」

「おはょ!見れた?」

「見れなかったぁ〜!しょせん、噂だねー」



この記憶を、

私だけの

物にしたくて。



嘘をついた。





「あぁ、やっぱ!?私も見れなかったぁ!」






ほら、

やっぱり。







「まぁ、見れたとしても、
もし自分の名前あっても
怖いしね」