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 で? そいつとは寝たの?と田中が言う。
 あんたには関係ないでしょ、とすぐに言い返したかったが、田中のものをくわえていたので言葉にならなかった。
 今日は早く終わりにしたかったので、ここで一気にスピードを上げた。
 うっ、と田中はかすかに声を漏らし、私の喉の奥に吐き出した。
 仕方なく、飲み込む。
 いつものように、腐った味と匂いがした。

 たぶん、私のお腹の中にはこんなものばかりが詰まっているのだろう。
 ふと、そんなことを思う。

「こんなことがばれたら、クビだよね、センセイ」
 目の前の、担任教師に私は言う。