「あれ?風羽ちゃん…」


『空でいいよ~、木乃香ちゃん。あ、木乃香ちゃんってまつ毛長いんだね~?』


まずは親密に仲良くなるところから。同じころ兄貴も雪田くんと話しているとは思わなかったけど…


「空ちゃんも、胸大きいね?ジャージの上からでも大きかったけど、脱ぐとまた違うんだね……」


何気無く自分のと比べている木乃香ちゃんがかわいかった。


『ねぇ、木乃香ちゃんってさ。兄貴のこと好きだよね?』


一気に核心を突く、グダグダするのは嫌いだから。


「え、うん…。」


木乃香ちゃんの顔がどんどん赤くなる。本気なんだ…。