木乃香ちゃんが兄貴を?知らなかった…。……てことは兄貴も知らないのか、双子だし。なら間違いなく兄貴が好きな人は木乃香ちゃんじゃない。なら雪田くんに協力しようかな……


「いいけど…、具体的にはどうすればいいの?」


ちなみにこの時見事なシンクロを果たしたことは言うまでもない。


「木乃香の好意を冬真に向けるようにできない?海くんの好きな人は優ちゃんってことにしてさ。」


誰にもバレないよう、優ちゃんは赤くなってた。


『ん~、まぁとりあえずやってみよっかな。』


泡を流して木乃香ちゃんのとなりに入る。