いつもの俺なら空は選ばない。けど今回は違う、出来る限り空と一緒にいたいし、空を他の男と一緒させたくない。


空も嬉しそうに俺のもとに来る。となりには優がいた。優は気まずそうな顔をした、あれから俺たちはあんまり話していなかった。


「優ちゃんと同じ班か?俺たちと行動班組まないか?」


ちょうどいい、これを機会に優との関係もスッキリさせよう。


『うん!いいよね、優ちゃん?』


「え、うん…。…よろしくね、哀原君、…海君…。」


こうして森林合宿のメンバーが決まった。