その後、ケーゴとココはたわいもない話しをしていたが、帰るという廉についてココもAQUAを後にしたのだった

後に残されたケーゴはガクの立つカウンター席に移り、ガクから出されたオムライスにスプーンを通す

「うまいだろ?」

ガクはニヤニヤしながらケーゴを見ている

「まぁまぁ?」

そんなガクにケーゴもニヤッと笑いながらオムライスはあっという間に空になった

「お前、今日仕事なかったのかよ?」

「あったらここで遊んでいませんよ?」

「ふーん・・ じゃあ言い方変えるわ・・“今日家の手伝いしなくて良かったのかよ?”」

ガクのその言葉に顔を引きつらせるケーゴ

「俺が知らねぇとでも思ってたか?」

「・・・・・まさか・・りんから連絡きたとか?」

ケーゴのその言葉にピクッと眉を動かすだけのガク

「・・まさか・・親父も?」

その言葉にニヤッとわらうガク

その笑顔をみたケーゴは

「はぁー だりぃー」

とカウンターにうつ伏せた