「ほらね?こんな千夏ベッタリなやつが浮気するわけないじゃん。」



梨沙がペシッと雫君の頭を叩いて言った。



「何の話!?浮気!?」



なんのことか分かってない雫君は眉を下げ、分からない。と言うような表情であたしを見てきた。



『あのね……。』



あたしは昨日のことを全部、雫君に言った。



「で?どうなの?あの子誰?」



ギッと雫君を睨んで聞く梨沙。



「あの子は…「あ、雫!授業遅刻するぞ。」



雫が言い出した途端、タカ君が来て雫君を引っ張って言ってしまった。



『「………。」』



超気になるじゃんっ!!