「ねぇ、これ可愛くない?」


『ん~…あたしはこっちがいいと思う。』



結局、梨沙は約束をしっかり覚えていて、行くことになった。



最初は、全然乗り気じゃなかったけど、だんだん選ぶのが楽しくなってきた。



まあ、もとから買い物とか好きだったからだけどね。



「これにしよっかなぁ~千夏も買うの?」


『今迷ってる。』



一応、あたしもピアスの穴開けてるんだよね。



でも、左耳だけだけど。



『う~ん…。』



可愛いのありすぎて、選べない…。