「ですよね…?先輩♪」



嬉しそうに微笑んでる顔が今は憎い。



『…さぁ?寒かったらね!』


「ひっど~!もう無理矢理繋ぐからいい!」



と言って、グイッと引っ張られたと思ったら、手を繋がれた。



「今、寒いんです♪なので手、繋がせてください♪」



と言い、手をギュッと握ってきた。



『…しょうがない、あったかくなったら離してよね?』



と、無愛想に言ってしまった。



てか、ハズいハズい!



「あ~、あったかい♪」


『……。』