『「「お~…。」」』



みんなの声がハモった。



「すげぇ…。」


『すげぇな…。』


「愛されてる~…。」


「愛が感じられるね…。」



南の弁当のご飯の上には、デッカいハートがあった。



ふりかけ?



ピンク色だ…。



「南…彼女いたのか?」



すかさずタカが聞く。



「違うよ…妹。」



はぁ~…とため息を吐きながら言う。



「「「妹?」」」


『あ~、南の妹はブラコンだったもんな。』



納得。