『ごめん。起きなかったから。』



もう少し違う起こし方すれば良かったかな?


とか、思っちゃう優しいあたし。



「いや、ちゃんと起きれたし。サンキュ。」


『どういたしまして。』


「でも今度起こしてくれる時はもう少しマシにしといて…。」


『了解です!』



そう言った後に、一緒にご飯を食べた。


ピンポーン



あ♪



『涼太だ!』



玄関までダッシュした。



ガチャッ!と、扉を開けるとやっぱり涼太が立っていた。



「お!千夏久しぶり!」



いつもの笑顔で笑いかけてくれる涼太。



そして、いつものように頭を撫でてくれる。