その数日後
「はぁ~!?付き合った~!?」
梨沙の声が教室中に響いた。
みんながチラチラ見てくる。
『ちょ…うるさ…「無事!付き合いました♪」
ね?先輩♪と、ニッコリ笑顔で言われたけど目を逸らしてしまった。
なぜか…付き合ってから恥ずかしくて雫君と目が合わせられない…。
何か言われても、女の子らしく可愛く返事が出来ない…。
素直になろうと思っても…好きな人の前だと素直になれない…。
こんな自分がイヤだ…。
会話の中に雫君の名前が出るだけで…顔が赤くなってしまう。
…あたし、チョー乙女じゃん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…