「千夏先輩~♪」
『……。』
あの土曜日も過ぎ、月曜日になった。
いつもと…変わりないよね。
はぁ~…。
ため息これで何回目だろう…。
ぜ~んぶ!雫君のせい!
ムカムカしてきた~!
雫君があの女の子といなかったらこんなムカムカしなくて済んだのに~!
「先輩?聞いてます?」
『……。』
人の気も知らないでペチャクチャ喋りやがって…。
「先輩~。」
『…るさい。』
「え?」
あたしはガタッと椅子から立ち、そのまま教室から出た。
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