てか…



『約束の時間って何時なの?』


「それが、6時30分からなんです…。」



え…。



『あともう少しじゃん。』


「はい…「千夏先輩~♪」


『わっ…。』



いきなり雫君が後ろから抱きついて来た。



「千夏ずる~い!!」


「いいな~千夏は~!」


「雫!黒木さんから離れろ!」


「ずり~ぞ、後輩!」



何なの…。



「雫、俺帰るから。ちゃんと家帰れよ?」


「分かった~。」



南君が親のように雫君に言うと、帰る支度を始めた。