『…彼女?』



意地悪く笑って聞くと、顔を真っ赤にして首を思いっ切り横に振った。



真っ赤な顔で、ますます女の子の顔に見えてくる。



「妹なんですよ…。」



はぁ…。と、また、ため息を吐いた。



『妹…?』


「はい…約束破るとうるさいんですよ。」



男の南君でさえ、こんなに可愛いんだから、南君の妹はどんなに可愛いんだろう…。



『妹さんって何歳なの?』



少し気になったから聞いてみた。



「えっと、中学3年生です。」


『へぇ~、1つ下何だね。』


「はい。」