さっきから、可愛い可愛いと言われまくりの雫君。



雫君の周りだけ人口密度がすごい…。



「あ~あ、人気者がさらに人気者になっちゃったね。」



千夏ピンチじゃない~?と、意味の分からないことを言って来た。



『…何がピンチなの。』



もしかして梨沙も酔ってんじゃない?と、少し疑ってしまう。



「だって千夏、雫のこと気になってるでしょ~?」



ブッと、飲み物を出しそうになってしまった…。



『は?何でそうなんのよ!?』



びっくりしたし、意味分かんないしで、頭がゴチャゴチャになった。



しかも、叫んだから顔が赤くなっちゃったし…。