『てか、今日の梨沙の服気合い入ってない?』


「そうかな?」


『でも、すっごく似合ってるね。』



大人っぽい梨沙にはぴったりの服だと思う。



「ふふっ、ありがと♪」



ホテルは意外に近くですぐに着いてしまった。



あ、もうみんないるし。



あたし達が最後だったらしく、すぐにホテルの中に入った。



「千夏先輩~!」



雫君が駆け寄って来た。



雫君の服装は、大人っぽく、男の子らしい服装だった。



かっこいい…。



いつもの雫君と違うギャップで、またキュンとしてしまった。



…あたしって、ギャップに弱いのかな…。