「だから、俺、マネージャーするんで。」



いや、聞こえなかったわけじゃなくて…。



『男子がマネージャーなれるの?』


「ん~…俺は許可もらいました。」



へぇ~…男子のマネージャーって初耳…。



まぁ、南君はどっちかって言うと、マネージャー向きだけど…。



「南!入部届け先生に出してこよ!」


「うん。」


「じゃあまた!」



と、嬉しそうに体育館から出て行った。



「雫と南君も入部するんだったら、あたしも入ろっかな~。」



梨沙が口元を緩めて微笑みながら言った。