目をパチパチ瞬きしてこっちを見る先輩。
その後、すぐに顔を真っ赤にさせ、そうだよ。と言ってくれた。
その一言で俺はホッとした。
「…でも、いきなりどうしたの?」
『いや、あの…俺って先輩より年下だし…ガキだから涼太さんみたいに大人っぽくないし…。』
先輩に不釣り合いって言うか…。
俺がそう言うと、何言ってんの?みたいな目線で見てきた。
「年下とか関係無いと思うけど…てか、何で涼太が出てくんの?」
『初恋の人って涼太さんなんですよね?…俺とは全然違うし…。』
なんか…。と、だんだん小さくなっていく俺を見て、先輩は目を丸くしてた。