「…どうしたの?さっきから黙ってるけど、やっぱり用事あるとか?」



結局、ファミレスに行くことになって、先輩の家から結構近いということだったから、歩いて行くことになった。



隣には先輩がいて、さっきから黙ってる俺を心配してる。



『先輩、心配してくれてるんですか?』


「なっ…別に心配なんか…!でも、ただ気になっただけで…!」


『ぷっ、ありがとうございます。』



あたふた慌てる先輩は、いつもは見せない子供らしさがあって可愛い。