「涼太と千夏も飯食いに行くよな?」



大地さんが立ち上がりながら言った。



「みんなで食べ行くの?」


「おう。」



先輩と涼太さんがソファーから立ち、こっちに歩いてくる。



「あれ、雫君だよね?」


『あ…はい。』



ぼーっとしてたら、いつの間にか目の前に涼太さんがいた。



「涼太です。よろしくね。」


『よろしくお願いします。』



さすが芸能人。涼太さんだけじゃ無いけど、オーラが凄いとつくづく思う。



「涼太っ!早く行こ~♪」


「うん。」



藍さんがニコニコ笑いながら涼太さんと手を繋いで歩いて言った。