「なになに!?あたしのこと知ってるの?ウレシ~♪」



やっぱ、本物なんだ…。



「サインください♪」



そう言って、ニッコリ笑った南。



え、何が目的?ミーハー?



「い~よ~!」



あ、いいんだ…。



「雫君もいる!?てか、あげる♪」


『あ、どうも。』



結局、俺も貰っちゃった。



みんなに自慢しよっ♪



そのとき、またリビングのドアが開いた。



「あ、3人共~!この2人可愛くない!?」


「サインください♪」



………。



『うえぇ~!?』


「…?その叫び方、今流行ってるのかな?」