「千夏ちゃ~ん!」



しばらくすると、先輩を呼ぶ声がしてバタバタと走ってくる音がする。



そして、勢い良くリビングのドアが開く。



「キャ~~!」


『わ゛~~!』



ドアから出て来た人が、いきなり叫んだからびっくりして、叫んでしまった。



えっ、え?誰…?



デカサングラスをしててよく顔は分かんないけど、絶対美人だっていう自信はある。



ま、千夏先輩の方が美人だけど♪



「千夏ちゃん!この2人は何!?」



その女の人は、興奮気味に俺と南を指して言ってきた。