「今はフツーにダチ。」

私は勘違いだと知ると、
その場でしゃがみ込んでしまった。

すると、先輩が一緒になってしゃがんだ。

「で?」

「で?」

「はぁ~。

昨日とか、放課後来なかったじゃねーか。」

「えっ!?
もしかして、待ってたんですか?」


「別に。」

先輩は立ち上がって、あからさまに顔を背けた。