「ミオ~偉いよっ!」



「へっ?」



「その気持ちが偉いよっ!」




「ありがとっ!さつき…」

そのとき、私たちを呼ぶ誰かの声が聞こえた。




「さつき!ミオ!」




「「何っ?」」

二人同時に言った。




「ちょっとお願いがあって……」





「うんっ。何?」



と私が言う。




「今日の合コン付き合って!お願い!」




「えっ…合コン…?」




「私はいいけど……ミオは…」