祐輔side―






ミオは今日、朝帰ってきた。






俺にただいまって、笑顔で言ってくれた。





「どこいってた?友達のトコ?」




「あっ…まあ…」





曖昧に答えるミオ。



不意に、ミオの首元を見る。





「お前…首んとこ…赤い…痕っ!」




赤い痕がついていた。



ミオは、首元を咄嗟(トッサ)に隠す。





多分……というか、絶対…






あれは、キスマーク。