ミオside―



翌朝―



「ごめんね…お邪魔しちゃって……」




「いや…帰るのか?」



「一回帰ってみる……心配してると思うし……」




「そか……家に居づらくなったらいつでも来いよ。」




「うん……ありがとう。じゃね…」




私は、レオの家を出た。




正直怖い……




お兄ちゃんが家にいたらどうしよう……




お兄ちゃんのこと考えたり、顔を見るだけで、女の人とキスしていた場面を思い出す。