「え……?」





「だって…お兄ちゃんと離ればなれになったらどうしようって思って…」



涙目になるミオ。






「………ちょっとトイレ。」




祐輔は、トイレに行ってしまった。





「……くくっ…」



「ふふっ……」




母と父は、クスクスと笑う。




でも。なぜ、祐輔がトイレに行ったか分からないミオ。





その頃祐輔は―




「やべえ……まぢやべえ…」