第3手術室 「ここか……はぁ…」 間に合わなかった。 もう手術は始まっていた。 「レオ……」 怖い…… レオ……! そのとき、一人の女の人が話しかけてきた。 「あの……」 「はい……」 「高屋…ミオさんですか?」 「はい…あなたは…?」 「私…神埼レオの…姉です…」 「お姉さん…?」 「はい…レオが…あなたに見せなきゃいけないものがあるって…」