『カレーの神様』


牛肉が壊滅的状況

に、おちいって

もはや牛丼すら出せん

牛丼屋が

苦肉の策で出した

カレー丼

今はもう無く

けど久しぶりに喰いたくなって

のぞいた牛丼屋に

カレーの神様が、そこで

牛丼喰ってた

俺は思わずどついてしまい

カレーの神様は

喰ってた牛丼を噴き出して

俺をみるなり

「どないしたんです」言うから

それがさらに頭に来て

「カレーの神様がカレー喰わんかったら

タダのヒゲ面のターバンじゃねぇか」って

言ってやる