あたしは誠から逃げるようにそのお店を出て別のお店に入った。
涙を必至でこらえながら家族へのお土産を買って待ち合わせ場所に行った。
「美愛~早かったね!」
そこにいたのは瑠海だけだった。
あたしは瑠海の顔を見たとたん大粒の涙を流した。
「瑠海~」
「どうしたの?」
「なんで・・・なんでなの・・・」
「なにがあったの?ゆっくりでいいから話しな。」
近くのベンチに座って泣いてるあたしの背中を擦ってくれた。
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