「ごめん、ちょっと電話だわ。」
あたしは2人から離れ周りに同じ学校の人がいないことを確認して電話に出た。
「もしもし~♪美愛~」
「誠~今どこにいるの?」
「今ね俺はホテルだよ。」
「まだホテルなの?ってか電話なんてしてて大丈夫なの?」
「今やっとチェックアウト終ったところ。別に平気だよ。ホテルにいるのは親父と俺だけだから!」
「そっか!」
「それより美愛たち次どこ行くの?」
「次は清水寺だよ。恋占いとかショッピングに行くんだ♪」
「分かった!じゃ俺も行くわ!」
「本当に?楽しみにしてるね。」
「おぅ!じゃまた連絡する」
電話が切れた。