「瑠海~誰がきたの?」

梓が顔を出した。

「あっ!聖剛!来てくれたの?!」

「梓・・・ちょっと宮原さん借りていい?先生がこいつにようがあるんだって。」

「ふぅ~ん。ならいいんじゃない?美愛、聖剛誘惑しないでね!」

「大丈夫だよ。じゃね。」


あたしと聖剛は非常階段に行った。


「ごめんな、呼び出して。」

「大丈夫だけどなに?」

聖剛の顔が一瞬で真面目な顔に変わった。

「お前さぁ・・・飯田とのこと校長にバレてんぞ!」

「あぁ!校長なら知ってるよ!とっくの前から!」