「仕方ないなぁ~」

とお菓子を口に入れてあげた。

「うま~!もう1回!」

「嫌だ~」

とじゃれあっていると誰か来た。


「誠、お前分かってんのか?」

「親父じゃん。なんでいんの?」

「修学旅行は校長も同行しなきゃいけないんだ!」

「あっそ!俺たちの邪魔しないでくれる?」

「お前これは修学旅行なんだぞ。他の生徒にバレたらどうするんだ?
1番傷つくのは美愛ちゃんなんだぞ!」

「分かってるよ。」

「お前は分ってない。もうしらないからな。」

校長先生は立ち去っていった。