しばらく沈黙が続いた。

「嫌だったか?」

「ううん。」

「じゃなんで黙ってんの?」

「前もって教えてほしかったから。」

「ごめんな。お前の好きなお菓子やるから機嫌直せ!」

とバックからあたしの好きなお菓子を差し出した。

「うん」

あたしは喜んでお菓子を食べ始めた。


「うまいか?」

「うん!」

「ちょうだい!」

「嫌だ!」

「いいじゃ~ん。」

あ~んと口を開けて来た。