瑠海、麻美、梓の3人は席が隣り同士。

「あたしだけ車両も違う・・・」

泣きそうになるあたしを瑠海は慰めてくれた。

「美愛の席に遊びに行くから泣かないで!」

「うん!」

誠のいじわる!

瑠海たちと一緒にしてくれればいいのに。


あたしたちも新幹線に乗り込んだ。


「美愛じゃあ後でね。」


瑠海たちと別れ自分の座席に向かった。